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2020 年 7月 GOTO富士山

依然としてコロナに対する無用な恐怖が世間に浸透している中、私と家内は山梨県旅行を敢行。
予約の後に「GoToトラベル」が始まったのはラッキーでした

山梨県にしたのは、富士山五合目まで入れるのが山梨県側の吉田口五合目しか無かったから。
静岡県側は3つとも五合目に行く道路を閉鎖しています。(富士宮口、須走口、御殿場口)
入場者を絞りさえすれば、密でも何でもないのにね。

(元々、静岡の川勝知事は「富士山は仰ぎ見る山」という考えの方なので、あっさりと閉鎖したのかもしれませんね。)


高速道路は観光バスが全くいないし、自家用車も少なめ。SAのレストランもシールドが着くなど、コロナ禍の旅であることを思い知らされました。



途中で立ち寄った展望台。前は外国人観光客の車も多かったのに、貸切。





登山はできないものの、マイカー規制は行われており、山梨県の「富士山パーキング」からシャトルバスで吉田口五合目まで上がります。
1時間おきに出るシャトルバスは「1人2席」。つまり、事実上1時間に20名という人数制限をしていることになります。
(他にタクシーや路線バスがあるし、五合目までなら登山は可能だが)




山梨県なので、「赤富士」のご当地ナンバーです。(静岡県の富士山ナンバーは「青富士」)



今シーズン、富士山の五合目に上がる唯一の手段。
「乗れなかったらどうしよう」という心配は杞憂でした。この便の乗客は、私達夫婦のほかは同年代の夫婦、4人しかいませんでした。

マイカー規制の始点。ガードマンが手持ち無沙汰に立ち番しています。







私は、吉田口の五合目は初めてですが、行ったことがある方なら「7月にこんな風景ありえない」と驚かれるのではないでしょうか。
この時期、この場所は色とりどりの登山着を着た登山客で一杯になるのですから。









登山道の入口。実際はこの先のバリケードまでハイキングできるそうですが、バスの時間を気にしていたので200mぐらい進んでやめておきました。





下山客にとっての「魔の上り坂」と言われる場所です。
疲れ切った下山の最後の最後に上り坂があるので。(奥が六合目側になります)









普段なら記念写真を撮る方が多そうな銅像




お土産屋を覗いたのですが、客はさっきの夫婦と私達だけ。山積みになっているお菓子は賞味期限間近ということで半額になっていました。
7月後半の4連休のお客さんを当て込んでいたが、東京都がGoToトラベルに参加しないなど観光の機運がしぼんでしまってお客さんが来なかった、といったところかも。
(もちろん、賞味期限間近の商品を進んで購入しました)

密を避けるため、滞在時間は1時間が推奨されています。折返しのバスが1時間後に出るダイヤになっているのです。
(1時間で下山、は義務ではないが、それを超えると2時間居るハメになる)

夏山とはいえ、標高2300m。冷たい風が吹きすさんできたので、「2時間は居れないね」と降りることにしました。







富士急ハイランド

さて、宿のチェックインには早すぎる時間。「忍野八海に行こうか」と私。
宿の近くだし、普段は中国人で溢れていると言われている忍野八海を見るのは今がチャンス。

ところが、家内は「富士急ハイランド行こう」と言いました。確かに入場料が無料になっているですが……


富士急ハイランドホテルのフロントを抜けて、「リサとガスパールタウン」へ。大学生風の若者がチラホラと歩いている程度です。
ここでも半額になっていたお土産がありました。





ちょっとこのガラガラぶりは盛りすぎ。実際は大学生風の若い人がパラパラといました。









チェックイン

宿は、2017年の「のんびり弾丸ドライブ」で利用した ファミリーロッジ旅籠屋 山中湖店。

河口湖店より空いていていいかなぁ、という程度の理由で選んだのですが、最終的に空き部屋のほうが多いという状態でした。










くまさんたちもマスクを着けられていますww。




画像で見ると快適そうなテラスですが、実際は道路端なので車がうるさいです。


夕食は、2017年に利用した「ほうとう小作 山中湖店」

実は、2019年11月に山中湖に来たときは車でいっぱいだったのですが、この日はちらほらと席が埋まっていました。
(コロナ禍において「チラホラと」埋まること自体がすごいかも。)




多分、前回と同じ「豚肉ほうとう」




河口湖猿回し劇場

翌日は「河口湖猿回し劇場」を訪れました。
猿回しの公演が11時と13時の2回なので、ゆっくりチェックアウトして10時半前に到着。
入場開始まで、外にいるお猿さんに餌を与えることができます。











300人ぐらい入りそうな劇場、途中から入った方を含めると15名ぐらいで鑑賞しました。
ちなみに、「静止画の撮影はOK、動画撮影や録音は禁止」とのことです。








曇りが多かった今回の旅行で、猿回し劇場の駐車場からの富士山が一番きれいに見えました。




あとは、「道の駅富士吉田」で食事をして(ここは割と混んでいた)、富士山レーダードーム館を見物して帰途につきました




レーダードームの内側



GoToトラベルが始まったばかりの7月の旅行。
私達がこの時期に旅行することについて否定的な声も聞かれましたが、観光地は万全の体制で受け入れてくれました。
こまめな施設の消毒、検温、手指消毒の声がけ。

もちろん、昔通りの旅行では無かったです。
どこに行ってもコロナを気にしながらの旅行です。
ただ、私達のように家族であれば人前で大声で話す必要もないし、人混みや夜の街を避ければ感染リスクは殆どありません。

インバウンドの訪日旅行客も居らず、静かな旅行を好む人にとっては逆に良かったと思える旅でした。







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