しゅんしゅんのHP TOP




第2回のんびり弾丸バス旅行 コンテンツ
観光地めぐり1 浅草ざっくり
2階建てグ リーン車で鎌倉にワープ
遠州鉄道 e-LineR 横浜号
【このページ】
4列シー ト 高速バスの一人2席を考える


横浜駅の改札を出ると、改めてe-LineRが発着するYCAT(横浜シティ・エア・ターミナル) がわかりづらいことが感じられます。
左の黄色の看板(JR)、真ん中の看板は(PORTA地下街)、最後の看板とデザインがまちまちで、すぐ近くに「東口バスターミナル」という別のバスのり ばがあることと、バスのりばの直前までバスが見渡せない不安感もあるのでは。




バスが出るまで、1時間近く余ってしまったので、そごうのデパ地下を見て回り、車内で食べるお寿司とおみやげ用のお菓子を購入しました。(さっき鎌倉で 買ってなかったので)
我が家の場合、地元名物よりもデパ地下のお菓子のほうが減りが早かったりしますww


YCATに隣接するコンビニで飲み物を揃え、YCATの6番乗り場で名古屋行きのウィラーバスを見送った後に……
e-LineRが入線してきました。




遠鉄バスのe-LineR  車番 509

往路のいすゞ・ガーラに比べて古めかしい感じ
車両は e-LineR 昼行便用の509号車 三菱ふそうエアロクイーン。
車体に「遠鉄高速バス」と書かれていることから、e-LineR初期の車両と思われます。(補助席がついており、観光バスからの転用車なのかもしれませ ん)

行きと同じ理由でゲットしておいた1Dの座席に座ると……
えっ、テーブルが2席で一つしかない……
これでは、見知らぬ乗客と座った場合、テーブルの奪い合いは必至です。この席こそ「隣席確保サービス」用、つまり一人客用として使うべきでしょう(隣席確 保サービスについては、次のページでたっぷりと語りま す。)
(1A、1B席はネット予約ができないようになっています。満席の時は窓口で販売するのかも)

今回の乗客は7名、御殿場から4名乗車で11名とのこと。(発車直前にドライバーが電話していた内容による)
さすがに復路便は2席買っていませんでしたが、間違いなく隣は来ません。というか、そのつもりで荷物を広げておみやげの整理まで始めていました。
それどころか、後ろの2C、2Dも来ないので、シートを目一杯倒そうとしたところ……頭の部分で15cmぐらいしか倒れませんでした。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆




そごうのデパ地下で購入した夕食
テーブル1枚にカップホルダー2つはやはり変です


保土ヶ谷バイパスの渋滞を抜け、快調に走っていく

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

バスは定刻の16:50に発 車。保土ヶ谷バイパスで渋滞しているとのことでしたが、ゆっくりと流れており、食事を摂るのには好都合。

食事をしたり、Facebookを見たりとゴソゴソしているうちに東名高速に入っていきました。

携帯のアプリで見ると、バスは時速85km/hぐらいで走っています。一瞬だけ運転席を覗き込むと、メーターはピタリと90km/hを指したまま。

去年のバス旅行から気になっていたことの謎が解けました。元々、自 動車のスピードメーターは高く誤差が出るように作られており、自分の車だと1割ぐらい多く盛られます。(メーター読みで50km/hの場合、アプリ読みは 45km/h)
会社で運転しているバスでもこのぐらいの誤差は出ています。GPSを利用したアプリが正確だとすると、ドライバーは90km/hキープで走っている(つも り)というわけです。今朝の夜行はメーター読みで80km/hキープだったのでしょう。

ダイヤ作成時もメーターに誤差があるバスを使用していると思われる ので、運転士はメーター読みでいいのですが。

このように、市販のバスを使用した遠鉄バスは誤差が出る環境にある わけですが、JRドリームの場合、JRバスは国鉄時代から極めて正確なスピードメーターを積んでいると聞きますので、メーター読みで80km/h=実速 80km/hというわけなのです。


そんな余分なことを考えたり、うとうとしていると18:05足柄SA到着。18:16まで10分間の開放休憩です。
去年も書きましたが、昼行便で10分休憩というのはちょっと短いように思います。

足柄SAの路線バス専用休憩場には、静岡駅行きの高速バスが2台停まっていました。満席ではないので、続行便というよりも発地違いの車が重 なったのでしょうか。

御殿場IC停留所には18:20着、4名 の乗客を乗せて18:22定刻発車です。

御殿場ICからは御殿場高原ビール 時之栖行きのバスと、御殿場プレミアム・アウトレット行きのバスが連絡しており、遠鉄では「e-LineRで御殿場観光へ」と売り出しています。(御殿場 からの乗車は前日までの予約制です)

次の休憩は牧之原SA 19:44着、19:54発。 膝が痛みだしたので、降りませんでした。

そして、掛川到着の放送が流れ、浜松圏内に戻ってきました。

掛川バスストップ 20:04通過(定刻20:07)、磐田IC駐車場 20:18着(定刻20:23)降車2名、浜松IC 20:26通 過(定刻20:37)、そして浜松駅には20:45、定刻より12分早く到着しました。




前の2台はいずれも「静岡駅」行き
浜松駅に着いた e-LineR


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

地元に帰るバスを待つ間、e-LineRの到着も続きました。
e-LineR 大阪線(516号車)、e-LineR 渋谷新宿線(738号車) いずれも10名ぐらいの降車でした。
(浜松駅手前のインター駐車場の利用客は先に降りているので、実際はもっと多いのかもしれませんが)

それでも、JR東海バスしかなかった昔と比べると高速バスの知名度は上がってきているように感じます。
高速バスの発展を祈りつつ、地元に帰る路線バスに乗り込みました。


旅行記 了


コメント 「高速バスの一 人2席を考える

(専門的な内容を含みますので、ご了承ください)










(C) 2015 S.Nakamura(Shunshun)