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2017 浜松まつり

浜松では毎年「浜松まつり」が開催されています。
私の住んでいる所は残念ながらあとから合併したところになるため、参加はできませんが、観光客として時々見に行っています。

今年は珍しく昼間の凧揚げ合戦と夜のパレード、御殿屋台引き回しと一気に見てきたので、上げてみたいと思います


浜松で一番大きなイベントである浜松まつり。町中に住んでいる人は大変楽しみに しており、「まつりだから」と仕事を休んでも大目に見てもらえるという状態です。
凧場での凧揚げ合戦、街中での御殿屋台引き回し、そして、地元の町内での練りや屋台引き回しと、運営する町内会はてんやわんやになります。


凧揚げ合戦

凧揚げは、南区の中田島砂丘の近くにある遠州浜海浜公園で開催されますが、車の乗り入れは厳しく制限されており、バスで行くしかありません。浜松駅からの シャトルバスの他、浜松市各所からの直行バス「たこ直」も便利です。
バス輸送は遠州鉄道が一手に引き受けており、普段は見かけない運用なので、バスファンが写真を撮っているという一幕も。



バスターミナル(浜松まつり会館の駐車場)から凧揚げ会場までは徒歩10分。会場に 近づく前から大凧がぎっしりと揚がっています。







海浜公園の芝生広場は「凧場」と呼ばれ、凧揚げに参加する町内会の人しか入れま せん。(観光客は外周道路などを通行する)
ところが、凧場の一部に観光客も入り乱れた人だかりができています。あの白頭巾は……「出世法師直虎ちゃん」だ。
浜松市のキャラクター「出世大名家康くん」は一緒に写真を撮ったことがありますが、直虎ちゃんを見るのは初めて。

「直虎ちゃんを撮ろう」と人だかりに加わると……大河ドラマ「おんな城主直虎」の直虎役の子役新井美羽さんが浜松市の市章入りの凧を揚げていました。
人混みの中、ナイスショットを撮れましたが、もみくちゃで大変でした。





まともなカットはこれだけなので、既出ですが。





実は、同じようなアングルから動画を撮ってYouTubeに上げた方がいるので すが、私の撮影機材が写り込んでいました。

凧揚げが終わると、新井美羽さん、家康くん、直虎ちゃんは企画統制監理部(統監部)の方に囲まれて退出となりました。
いかめしいグレーの制服を着た統監部の方、各町役員のOBが運営側としてボランティアで参加しているそうです。







ただ、前に来た時よりちょっと異変を感じたのは、凧を揚げている人が少ないので は、ということ。
芝生の上に座り込んで凧を眺めている観光客がいますが、本来、この芝生の場所は凧揚げ参加者の為の場所で、前に来たときは芝生広場の端っこまで凧揚げの若 衆で溢れかえっていたのに。






来たことがある祭りなので、お昼には浜松駅行きのシャトルバスに乗り、駅前から 一旦帰宅しました。



御殿屋台引き回しとパレード

で、夕方、今度は家内と息子を連れて街中に舞い戻ってきました。
お昼に凧揚げ見物をして、夜の御殿屋台見物までの間、浜松駅前で時間を潰すのはとても大変なのです。
待機組の他、イベントも多く行われていて、どこの飲食店も満員。普段はガラガラの楽器博物館まで混んでいます。
それなら、交通費を使ってでも郊外の自宅に戻って出直したほうが楽だというものです。
(当初は家内と息子を呼び寄せる案もあった)

駅前の御殿屋台引き回しとパレードルートは大変な人混みになりますが、パレードの終点・屋台引き回しの出発点周辺は比較的空いていて、座って見られる場所 をゲットしました。地元の人向けに言うと、宝くじのマスミの少し南側の信号から、ちょっとだけ南に行った所です。

パレードの先頭は(先程登場した子役の)新井美羽さん、ミス浜松、そして、新井美羽さんとミス浜松に囲まれて鼻の下が伸び切っている(※)鈴木康友浜松市長です。(※個人の感想です)









浜松市消防局音楽隊
背後の見物人がスカスカなのにも注目






創価学会の富士鼓笛隊。
まるで、昭和の時代を彷彿とさせる伝統のスタイルです。





そして、パレードが終わるとお待ちかねの御殿屋台引き回し。
屋台の上には子供などが乗り、太鼓や三味線の演奏をします。
浜松市中心部出身の母は、このお囃子の演奏で屋台に乗ったことがあるそうです。

地元の屋台に癖べて彫刻が立派です。















これを最後まで見ていると、電車にすんなり乗れなくなるので、途中で切り上げました。
見物場所から浜松駅に向かうとものすごい人混みで、手をつながないと迷子になるレベル。
「ちょっとずれれば最前列で見れるのに」と思ったりもしました。




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