ひまわり1<しゅんしゅんの部屋著作権講座


2008年7月、家族でTDRに行ったときの体験記です
お品書き
1日目 久々のTDR旅行。計画段階から全然様子が違いました。
初日はTDSへ
2日目 2日目はTDLへ。3年ぶりのランドでは・・
3日目 3日目は別行動。シーに行った私とみっき〜は
ホテル パームテラスホテルについて
講評・パークについて 小学生を2人連れて行った感想と、パークについてもろもろ。
(少し辛口の内容です)


ひまわり色のページ 講評/パークについて

講評

いずれはこうなると予想していましたが、とうとうこの日が来た、というのが正直な感想です。
独身時代〜子どもたちの未就園時代、さらに幼稚園に入っても「父親の休みが取れない」との理由で幼稚園を休ませてまでしてきたのが、平日インパ。
それも、ここ数年は最閑期の1月ばかりでした。

それが、ハイシーズンの夏。
ホテルは何とか4月に押さえておいたものの、新幹線の指定券から思いっきり夏休みの洗礼を受けました。もともと、私は夏のお出かけは苦手で「どうしてこのクソ暑いのにイベントなどにみんな行くのだろう」と思うひと。

しかも、子どもたちは自分で「計画」と称するものまで立てるようになり、ある程度は付き合ってあげないとならないので、悪く言えば「振り回される」結果になりました。

前回のインパ(萌黄色のページ)のとき、子どもたちも要望を出すぐらい成長したのだから、別行動をふんだんに取り入れて・・・という反省も生かされず、結局、一人が乗りたいモノに乗れば別の人が気分を悪くする、ということの繰り返し。
男の子と女の子の兄妹なんだから、仕方ないですよね。

それを見ていて、いたたまれなくなり、2日目は印象が残っていないところもあります。

3日目に、ようやく別行動をセットし、みっき〜には喜んでもらえたと思います。

次は、運動会などの代休を利用した日帰り父子インパかな?
(代休の日も、東京日帰り圏内で代休を取った小学生が押し寄せるので空いているとは言えないが)



3日ともTDRにしたのは・・・

旅行は2泊、と決めてはいましたが、せっかく東京に来たのだから、最終日ぐらいは別の観光地、とも考えてみました。だけど、
  男の子と女の子を連れて、
  二人とも満足させて、
  そんなに混んでいなくて、
  そこそこ時間が潰せる。
(ショッピングセンターや公園系は地元にたくさんあるので対象外)

なんて観光地、思いつかないんです。
私一人なら、神社仏閣、博物館めぐりとか、鉄道乗りつぶしとか、文具屋や東急ハンズめぐりとか、極めつけは書店巡り、など、一日フルに使っても足りないぐらいですが。

(昔、交通博物館に連れて行ったときは二人とも幼くて、連れて行きさえすれば満足してくれたっけ……)

候補に上げた中で、キッザニア東京を(6月に)調べたら既に予約で一杯だし、お台場冒険王は滅茶苦茶混んでいると聞くし、上野動物園のパンダは全滅しちゃったし、ジブリも人混みだし(ランドも混んではいるが、逃げのスペースがないジブリの狭さはどうしようもない)、鉄道博物館等の博物館系はみに〜が飽きてしまうし、最後まで残ったサンリオピューロランドはキャラクターの性質上、みっき〜が「帰ろう」と言うだろうと予想。(妻が予想したよりもアクセス良くないし)・・・

いくら私が別行動派だといっても、東京の未知の観光地に妻とこどもを放り出す訳にもいきません。

何よりも、河岸を変えたら、また出費がかさみます。
(2dayと3dayの差額は4人で10,000円弱だけど、河岸を変えればそれでは済まないと・・・)

そこで、TDRのパスポートを2dayで購入しておいて、2日目の昼間までに天候も含めて判断することにしました。(2日目のランドを出る前ならアップグレード可能)
3日目、雨ならさすがに他の場所にするということで・・・・

実際には天候の心配はない一方で、混み混みの2日間ではパークが消化不良だったのと、疲労で別の場所を考える気力もなく、みっき〜の小物入れもダシにしたりして、2日目の朝のうちに すんなりと(?)アップグレードに決まりました。
(小物入れの引き取りだけだったら、送ってもらうこともできるのだが・・・)





ファストパス大作戦

盛夏ですので、炎天下のアトラクションに30分以上並ぶのはやめようという方針にしました。
食事は早めに(昼食は11時台前半、夕食は17時台前半)、おみやげは初日の昼間に、という かつて私がおすすめした攻略法は生きており、その点では問題ありませんでした。
あと、アトラクションはファストパスを活用したのですが、次のファストパスを取ることを意識していたのです。

2日目で言うと

.
FPを取った時刻
FPの利用可能時刻
次のFP発券可能時刻
バズ・ライトイヤー
8:45頃
10:50〜11:50
10:30
ビッグサンダーマウンテン
10:30
13:50〜14:50
12:30
スブラッシュマウンテン
12:35
20:00〜21:00
-

というように、次のファストパス発券可能時間に、目的のアトラクションの近くにいるようにしたというわけ。

夏の持ち物
以前、みっき〜とインパしたとき(マリンブルーのページ2)、水を買うのに30分並んだことがあり、未だにトラウマになっています。
そこで、500mlのペットボトル2本を持参することに。
デジカメは1台に絞りました。(バッテリーは6個持参)
予備のデジカメはスーツケースで送り、使用せずにそのまま送り返しました。
(予備のデジカメの方がズーム性能は良いので、ペットボトルがなければ持っていっても良かったんだけど)
あとはタオルと薬など。
それらを、新たに購入した、L.L.Beanのトートバックに入れて持ち歩きました。
今まではデイパックを使用していたのですが、夏のお出かけでデイパックを背負うと背中の汗がものすごいことになるので・・

トートバックはロングハンドル仕様で肩掛け可能。いざというときは両手を空けることもできます。
パークに来ている大半の家族連れの親は皆大きな荷物を持って歩いていました。
(中には「水筒」を持っているゲストもいたが、カラになるとタダの荷物・・)
が、その一方、帽子もかぶらずに手ぶらで歩いているカップルもいました。ちょっぴりうらやましかったです。


おみやげ・荷物
着替えは、毎日替えたいので、家族4人だとものすごい量になります。
今回は、スーツケースを利用して、先にホテルに送っておきました。
戻りは、おみやげなど、使わないものは、初日の夕方にホテル内のローソンから発送しています。


交通機関
意外と最後まで悩んだのがこれです。
もともと、夏のドライブが苦手な私のこと。(昔よりはマシだけど)
「新幹線で行こう」と言えばあっさりそう決まると思ったらしいです。妻は。
子どもたちも新幹線に乗るのを楽しみにしています。

ところが、異を唱えたのは夏のドライブ苦手の私。
新幹線だと、小学生の子どもの分までしっかりと運賃料金がかかる(★)し、荷物の管理(発送するものと送るものを分ける)とか、駅での移動も面倒。(ベビーカー押していた方がまだ楽です)
ホテル−TDRのシャトルバスもあまり評判はよくありません。

一方、車の場合、自宅からTDRへの地図は全部頭の中に入っているので、暑さ以外は何も心配することはありません。
そこで、ちょっとだけ対策(※)を講じてくれれば車でもいいよ、と言ってみたのですが・・・・
(★)交通費の概算。新幹線だと約5万円、車だと約25,000円(ガソリン、駐車代、高速代込み)
(※)3日目、安全運転のために高速に乗る前に一人で少し仮眠させてほしい、など。


その新幹線。指定券がバラバラでしか取れなかったのは想定外でした。
旅行会社が入っている近所のショッピングセンターが休業しているので、切符を買うために浜松駅まで出る機会を伺っていたら、良い席は売れてしまっていたのです。普段は、1ヶ月前の発売日(又は日程が決定したらすぐ)に押さえるのですが・・・・・。
これで、子どもが一人で座るような形でしか買えなかったら、ブチ切れて車にしていたかも(△)。
(△)浜松始発の6時台のこだまという手もある・・(全車自由席の通勤新幹線なので、途中から通路がぎっしりになるけど)

旅行にはゲーム機を持たせたくなかったのですが、新幹線でビジネスマンと一緒に静かに座らせるため、やむなく持たせました・・・。



中抜けの目論見、外れる
意外と我が家の面々は夏に弱いので、行動は控えめにしました。
初日は、16時にパークを後にしてホテルへ。(ホテル館内を一通り見る時間なども取りたいので) 
そのまま浦安のショッピングセンターをうろうろしておしまいにしました。

翌日、朝はショーの予約を取りたいとのことで、開園1時間前からパークゲートに並び、夜はパレードや空いているアトラクを楽しむため閉園までいることに・・・・となると、体力的に我が家の面々は持たないので、過去のインパを参考に中抜けをしたのですが・・・

シャワーを浴び、横になって休息したのは私だけ。
パークでぐったりしていた子どもたちは、涼しい部屋に入って興奮状態ではしゃぎ回っているし、妻はおみやげが買い足りないと言ってショップに行くなど、落ち着かない中抜けでした。
パームテラスホテルは、パークからバスで30分。食事の時間から計算すると、1時間位ホテルに居られるので、過去パターンの中抜けなら充分昼寝ができると思ったのですが・・・


別行動について
パークには、様々な年代の子どもを連れた家族連れが訪れます。
ベビーカーを押している親御さんを見て、ちょっと前までの我が家の事なんだと感慨深かったです。
あの頃はそれなりに大変だった・・・けど楽でもありました。
親が行きたいように連れ回せば良かったから。

今回のインパーク前、子どもたちはガイドブックを読みふけっていました。特にみっき〜は「乗りたいアトラクション」と称するリストまで作っていたりして。
更には、予定を何度も何度も聞いてきます。
こんな状態では、親の都合で連れ回す訳にはいきませんね。

かといって、子どもの言いなりで動いていたら、計画が狂ってしまいまし、連れて行く親もつまらないです。
(親自身もハードリピーターであり、回りたいポイントを持っているので)

どうすればいいのでしょうか?

子どもに行きたいところを出させ、現実的に不可能なこと(三大マウンテン制覇とか)は無理と諭した上で、当日の流れに組み込んであげるのです。できれば先のうちに。
3日目、インディのファストパスだけは先に取らせてもらいましたが、あとはみっき〜の要求通りのアトラクションを先に回り、無事に別行動を済ませることができました。
(それにしても、トリトンの海底王国(TDS)とペニーアーケード(TDL)を同じ日に回るなんて・・)

で、これをする条件として、船頭さんは少なければ少ない方がいいです。

実は、パークを回っていて「小学生+父親」「中学生+母親」というように、片親で回っているゲストが多かったのに気がつきました。

別行動にすると、当然、家族は離ればなれになります。
私とみっき〜は、現実派なので平気なのですが、後の二人が・・・・なかなか踏み切れませんでした。





久々のディズニーランドの感想

最近は、シーばかりに行っていて、ランドは実に2年半ぶり。
最後のシーは今年の3月、ランドは2006年1月。行きはじめてからこんなに間があいたことはありません。
かなり浦島太郎状態でした。



ディズニーランドホテル
パークに入って後ろを振り向くと、巨大なディズニーランドホテルの建物が目に飛び込みます。
かなり圧迫感があり、以前の広々とした空間ではありません。また、ホテルミラコスタと異なり、外装がかなり安っぽい・・・・・・



シンデレラ城の色が・・・
黄色く変わっていました。何か、重たく感じられました。
シンデレラ城の前も、照明やスピーカーの為の柱が目に付いたり、常に場所取りのゲストが溜まっているなど、かつての伸びやかな空間ではなく、ありきたりのショーステージですね。もったいない。



写真撮影について
昔だと、「すいません、シャッター押して頂けますか?」とゲスト同士が声を掛け合っていたのですが、そういう光景はほとんど見られなくなりました。
そして、9月からは三脚や一脚の持ち込みも禁止されるとか。何か、淋しい流れですね。
(三脚に関しては、以前、プロ用機材でショーを撮影し、無断でDVDを販売していた者が「著作権法違反」で逮捕されたことがあり、そういう悪質ゲストを排除するためなのでしょうか?)

また、あちこちにプロカメラマンが立っていて、1枚1500円で記念写真を撮ってくれます。台紙にはキャラクターの写真もついていたりして、非常に値打ちのあるものですし、大変便利なサービスだと思います。

もちろん、そのプロカメラマンに自分のカメラを渡してシャッターを押してもらうことも可能なのですが・・・・
その「ゲストのカメラで撮った写真」が恐ろしく下手くそなのです。

撮影ポイントに待機しているカメラマンに「シャッター押してください」と頼むと、快く引き受けてくれます。その後、有料写真を勧められるので、お願いすると・・・
まず、ゲストに動いてもらったり、自分が動いたりして最適なポジションを確保します。次に、ポーズを指示したり、立ち位置を微修正して、何カットか撮影。

数時間後、その写真をカメラセンターに取りに行って眺めると・・・すばらしい出来映えにびっくり。さっき、自分のカメラで撮ってもらった画像と比べると、同じ人が撮ったとは思えないぐらいです。

著作権法の解釈では、プロカメラマンにカメラを渡して撮ってもらった写真は撮ってもらった人の著作物、プロカメラマンが位置やポーズを指定して撮った画像はカメラマン(ディズニーリゾート)の著作物・・・です。



夏の行列
以前「炎天下にゲストを並ばせるなんて、人命軽視だ」とTDLページで吠えたことがありますが、かなり対策は取られているようです。
屋内にQラインを作るようにアトラクションを改装したり、傘をつけたり・・・
スブラッシュとかインディジョーンズなど、新しい人気アトラクションだと、スタンバイのQラインのうち、60分程度の分は屋内にあります。
炎天下で並ぶゲストは多くなかったように見えました。
もしかしたら、「屋内だったら並ぶけど、屋外なら並ぶのやめよう」というゲストも多かったりして。
それにしても、炎天下でのキャッスルショーの場所取り・・・よくやるなぁ。



ランチ&ディナーショーの予約
TDLでは、キャラクターが出てくるランチショーやディナーショーがありますが、最近、予約がなかなか取れません。
みかん色のページの時も、今回も。かなり前の方に並んだつもりだったのですが・・・・
私としては、ディズニーブランドホテル(アンバサダー、ミラコスタ、ディズニーランドの各ホテル)宿泊ゲストの優先予約が怪しいと思っています。
つまり、ホテルに集客するために、予約枠の多くを割いている、と。
数少ない当日枠を巡って、ゲストが全力疾走したり振り回されたり・・・・・

だったら、当日予約なんて全廃して、全部事前予約にすべきでしょう。
(一般客は入園保証付きでネット予約&事前カード払いにすれば、取りはぐれはないと思う)

その一方で、11:30に入ったTDSのホライズン・ベイ・レストラン。わずか20分程度の待ち時間でキャラグリを体験できました。どうしてこんなに空いているの?
(料理が割高なのかもしれないね)




やっぱりシーがいいなぁ

一人インパにしろ、誰かと行くにしろ、行くパークを私が選べるのなら、迷わずシーですな

建物や景色の作り込み方が全然違うし、なによりもゲストがあくせくしていません。
(今回、1日に二つ回ることができ、益々そう感じました)

落ち着いたゆったりとした空間。
Walt Disneyの目指した大人も楽しめるテーマパーク、今はシーの方に具現化されているのでは。と密かに思いました。

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