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2015.2旅行記 コンテンツ
1日目昼
東京浪漫探訪
【このページ】
江戸東京たてもの園と東京駅赤レンガ駅舎
1日目夜
はとバス 川崎夜景ツアー はとバスツアーで川崎の夜景を堪能
2日目
マリンブルーのページ6 母と別れ、合流してきた娘たちと東京ディズニーシーへ


「えっ、乗れる、乗れるよ」よく晴れた2月中旬のある日。新幹線ホームに着いた私と母は、10分遅れで入ってきたひかり号に飛び乗りました。浜松からは海側3列席しか取れなかったけど、静岡で山側が空いて移動。富士山を見ながら、ここまでのことを振り返りました。

窓から見る富士山は真っ白

ひかり号に乗れたお陰で車内販売ゲット
半年ほど前、写真付きの母が「川崎の夜景を見るツアーがあるんだって??」と尋ねてきました。はとバスでそういうツアーをしているのは知っていて、紹介した所「ついてきて」
……えっ。シニアでありながら、重い機材を担いで歩きまわる母にしては珍しい……
やはり、夜の東京駅に降ろされた後のことが心配のようです。(私ならドリーム号で帰ってきてしまうところですが)

上の子の入試の影響が少なく、会社の休みが取りやすいところを押さえ、更に翌日は父が東京へ出てきて別の用事があるため、土曜日に観光するものの、日曜日は私と別れることになります。

一人の東京見物は11月にしたばかり。前回行かなかった鉄道博物館でも行こうか……と思っていた所、娘が(友達も連れて)TDSに行きたいと話が浮上。そこで、日曜日に上京してきた娘たちと合流して、なぜかディズニーシーに行くことになりました。

総勢5人がみんな違う行程で動く今回の旅行。はとバスやホテルの予約、JRの切符の手配(5人で30枚ぐらい)、パスポートの手配など、バタバタと準備は進みました。

今回のページ構成は、1日目の昼間は「東京浪漫紀行」、夜は「川崎夜景ツアー」、2日目は父子インパークシリーズの「マリンブルーのページ6」としています。
「東京浪漫探訪」とは、小金井公園の「江戸東京たてもの園」と東京駅赤レンガ駅舎のイメージです。
10分遅れで浜松駅を出たひかり号は、5分に遅れを縮めて東京駅に到着しました。
今夜、はとバスが着くのは東京駅丸の内南口。ということで、丸の内南口のコインロッカーに荷物を預けます。ここ10年来、東京駅のコインロッカーは使ったことがありませんが、SUICAでサッと預け入れると「やっぱり買おう」と母。

中央線の快速に40分ほど揺られ、武蔵小金井の駅に着きました。
35年ほど前に住んでいて、私だけは9年前に訪れていますが、当時はまだ高架化されていないので、あまりの変わり様にびっくり。
駅の自販機で母が初SUICAを購入。チャージの余りは地元のコンビニやAEONで使えるので安心です。

小金井公園に行くためのバスは、確か2番と3番乗り場……って、バス停に大書してあり、予想より多くの人がバスを待っていました。
 
真新しいホームと新しい233系電車。前回訪問時は、古めかしい201系だった

武蔵小金井駅外観
バスに揺られて10分弱。小金井公園のバス停から公園に入り、少し奥に歩きます

子供の頃は毎週のように見に行ったSL。冬季でなければ土日は客車内を見学できる。

江戸東京たてもの園 ビジターセンター(切符売場や土産物などがある)
「梅まつり」というイベントのためか、出店が並んでいた。
切符を買って係員に進められるまま中に入ると、ジブリ作品の絵や模型が沢山展示してありました。「ジブリの立体建造物展」なるイベントをしていたのです。
最近のジブリ作品にはあまり興味が無いので、さっくりと見てビジターセンターの外へ。いよいよ、本丸の建物見物です。前回は雨でしたので、今日は期待できます。



東京都電

この奥が「蔵」。たてもの園で2つある食事施設の一つ。

ビジターセンターを出て右側が商店街をイメージした東ゾーン、左側が住宅地や農家をイメージした西ゾーンと分かれていますが、最初は東ゾーンから。

回り始めたところで12時になったことに気づき、早めに昼食をと「蔵」といううどん屋に入りました。私達が入ると、お客さんがぞろぞろと入りだして待ちの状態になったため席を詰めて相席できるようにしたところ、一緒に座ったのは外国人の青年。器用に箸を使っていました。ここのうどんはにゅうめんのような細めで、別料金で大盛りにも対応してくれます。
「随分小さな店だね」そりゃそうでしょう。地元密着型の公園ですので、飲食施設をあまり大きくしても普段は閑古鳥が鳴くに違いありません。

※以下、建物の名称の紹介は省略させていただきます。
    







明治村の建物よりも小ぶりではありますが、手入れがよく行き届いていて、さすが東京都の管理だと感心しました。今流行の「案内ボランティア」も要所要所に立っていて、名調子で案内してくれます。

下町の銭湯を移築したらしい。

こちらは女湯側。富士山は男湯の方に描かれている。

住宅のある西ゾーンでは何軒かの家を回りつつ、ちょっと疲れが気になりだしました。


カフェ「武蔵野茶房」 実は、ここで食事ができることを知らず「中はうどん屋しかないよ」と言ってしまった次第。

車いすの親子が日向ぼっこしていたので遠景だけで我慢。母は花も収めていた。


13:00を少し回ったところで、東京駅に行くことにして再び武蔵小金井駅から東京駅まで中央線に乗車。日曜とはいえ、昼間の電車なのにかなり混んでいて、さすが、エネルギッシュな街、東京です。

最初に昔の面影を残した「KITTE」を訪れました。1階の郵便局は観光客でごった返していて、東京みやげが飛ぶように売れていました。
その奥は……真新しいショッピングモールに変貌しており、ここも人でぎっしり。
    
東京駅丸の内南口ドーム。カメラで撮っている人が多かった。


東京中央郵便局改築したKITTE。東京で仕事していた頃は古い建物だった。下半分は昔のままのなつかしい外観だが、中は別物である。
KITTEから東京駅の画像を撮る場合、屋内だと4階の「旧東京郵便局長室」、屋外だと6階外の「KITTEテラス」を利用することになります。

屋上の「KITTEテラス」から。ここからだと正面は撮れない。夕方近いため光線状態があまり良くない。

「旧東京郵便局長室」より。右半分だけ補正してみた。
東京駅を正面から撮るスポットとしては、新丸ビル7階の「丸の内ハウス」と丸ビル5階の「外部テラス」が知られていますが、前者はメンテナンスのため閉鎖中とのことで、丸ビルを訪れました。(丸の内ハウスのほうがより高く、より正面に撮れるのだが)

眺めは最高でした……ただ、夕方のため、光線状態はご覧のとおり。コントラストの差が激しすぎて、全体を収めるのは難しいです。(平板になるが、曇りのほうが良いと思う)

駅舎の左右で明るさが全く異なるため……


ズームで逃げることにした。今度はクレーンが邪魔なので……


背景にビルを入れ、望遠の圧縮効果で狙ってみた


迫力ある丸いドーム


日陰に合わせて撮るとご覧のとおり

ちょっとかっこよく
ここまで歩いたところで疲れたのでカフェで一服……と行きたいところですが、夕方の繁華街の常でカフェはどこもぎっしり。
というか、この周辺の建物の規模の割にはカフェが少ないような気がします。
結局、KITTEの地下にあるカフェのカウンター席を何とか確保し、ようやく一服できました。



時計を見ると16時ちょっと前。そろそろ今回の旅行の目的である、はとバスの乗り場に移動しましょう。





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