マリンブルーのページ3 お品書き
2003年5月、2歳の娘「みに〜」と二人で東京ディズニーシーへ行ったお話です1枚目 自宅を出てから、新幹線に乗ってリゾートに着くまでのお話です 2枚目 みに〜と2人で過ごしたパークのお話の前半です 3枚目 パークのお話の後半です 4枚目 シェフミッキーの夕食から自宅にたどり着くまで/感想・反省 マリン 3写真館 シェフミッキーの写真集【別館】
マリンブルーのページ3 1枚目
出発
目が覚めると外はすっきりとした快晴。
みっき〜(3歳の息子)は幼稚園の支度、私とみに〜(2歳の娘)は遠出の支度です。今日はみっき〜の幼稚園の支度で忙しく、バス停までのお見送りはなし。
みっき〜がテレビに夢中になっているスキに みに〜の手を引いて家を出ると10歩ほどで「ダッコ。」まったく先が思いやられるなぁ。
実は、2歳のみに〜はキャリアやベビーカーが大嫌い。いつも歩くかダッコなので、今回の荷物にキャリアはありません。
バスに乗り込み、浜松駅に着いたのが8:40。急げば8:49のこだまに間に合うので、早歩きで改札を抜け、ジュースを買ってホームに上がったのです が・・・・・
玄関前で。前に回したヒップバックの中身は
みに〜の着替え、肩掛けの中身は
カメラと貴重品間一髪でこうなるところだった
東京へ・・・
8:49のこだま号はすでに満員でした。
子連れなので、隣に他の乗客がいない席をキープしたいところですが、1号車まで行ってもそんな席はありません。ひとりだったら3人掛けの真ん中にでも座る こともできるのですが・・・
結局、「予定通り」16分後の9:05のこだまにすることにして、ベンチに戻りました。
みに〜が「のるぅ〜」と言ったので「この電車だと快適に東京に行くことは出来ないんだよ」と言うとなぜか 納得。「バイバイ」と手を振って見送りました。これがみっき〜だったら大暴れ間違いなしでしょうね。きっと
ベンチで手遊び歌を歌ったりしている内にすぐに次の列車が来ました。
ですが、4両の指定席は修学旅行生でぎっしり。回りの乗客からも「修学旅行かぁ」「だから指定券取れなかったのね」とブーイングの嵐。私も同感です。修学 旅行生の為には専用列車を仕立てるか、臨時列車を出せばいいのに。
交通工学的に言うと、列車の満席状態が続くことこそが、鉄道離れを引き起こす原因です。
ここで、車内を覗き込んだ私はある判断をしました。前回、前々回と3人掛けに二人でゆったり座ったのですが、今回は満席になるかもしれず、空席は作らない 方がいいかも。ということで、落ち着いたのは2人掛けの山側の席。
まあ、甘えん坊のみに〜はみっき〜と違って脱走欲がないので、これで充分でした。
列車が動き出すかださないかの内に鞄からジュースとお菓子を取り出して宴会を始めました。
この日のために、ジュースのミニ缶とプチシリーズの半分のモノを2セット用意しておきました。大きくても小さくても「いっこ」欲しがるみに〜のために。
(パパの飲み物はホームで買ったウーロン茶。よほど喉が乾いていないとみに〜は口にしないので)
みに〜に絵本を読み聞かせながら、こうしてみに〜と旅行をすることになった状況を振り返ってみました。
その経緯は こちらに書いてあります。(ちょっとだけ生々しい話ですの で、別の小窓で開きます。この窓はそのままでお願いします。)
シェフミッキーの予約
さ て、午前10時すぎ、私はみに〜を抱えておもむろに立ち上がりました。行き先はデッキの公衆電話。ここでアンバサダーホテルのシェフミッキーに電話をかけ ます。1回目話し中・・・・。2回目話し中・・・。
電車が三島駅にさしかかったので一旦席に戻ります。間違って他人に座られないように。
三島での乗車が完了すると、再びデッキへ。
今度はつながりました。「19時のディナー(※)空いていますか」「19:10か18:10なら空いています」「では、19:10でお願いします」
やったー、予約成功です。型どおりの説明が始まったので、新幹線の中からかけていることを告げると「初めてですか」「いいえ」「それではお分かりですね」 ということで、説明をスキップしてもらいました。
席に戻り、もう一組のジュースと菓子を出し、みに〜と祝杯。「夜、ミッキーさんとミニーちゃんに会えるんだよ」「ミッキ、ミンミちゃん」と大喜びです。
電車は熱海に到着し、乗客が大勢乗り込んできました。3人掛け席の真ん中もほとんど埋まり、私は2人掛けにしてよかった・・と思いました。
ここで、みっき〜だと寝るところですが、みに〜に「ねんねする??」「いや」
結局、東京到着まで起きていました。
(※)明るい時間のシーを目一杯有効に過ごすためなど色々な条件を天秤にかけ、シェフミッキーはディナーに絞って考 えた。
リゾートへ
東京駅に着くと「だっこ」。まあ、ものすごい人混みなので歩かせるつもりは毛頭なかったけど。
でも、動く歩道にたどり着くと今度は「おりる」。
そういえば、1月にここに来たとき、みに〜は動く歩道に乗せてもらえなくて大泣きしたっけ。
(私がみっき〜と一緒に乗り、妻は安全を考えみに〜と一般通路を歩いたらみに〜が大泣きした)
今度はパパと一緒にぴょんと飛び乗りました。しまいには歩いている人の真似をして一緒に歩き出したりして・・・・
ついでに、エスカレーターにも自分からぴょんと乗ったりして・・・
妻だったら「危ないからやめなさい」と言うでしょうね。きっと
京葉線は「いつもの」11:21のオレンジ色の快速。舞浜駅からリゾートラインに乗り換えました。
リゾートラインでは1日券を購入しました。単に往復するだけだと100円損しますが、あと、記念に残るので。
モノレールの駅で 窓から見たTDL
窓の外に東京ディズニーランドが見えました。ちょっとだけ降りてみたい誘惑に駆られましたが、未練はきっぱりと断ち切り、ディズニーシーステーションに降 り立ちました。
ここでもみに〜はエスカレーターを見ると自分からぴょんと飛び乗りました。
モノレールに乗り合わせた十数人のゲストと一緒にゲートへ。パスポートを買って中に入ると大きな地球儀「アクアスフィア」が私たちを迎えます。雨だと寒々 とした景色も、今日は華やいで見えます。
この後、「マリンブルーのページ」シリーズ最大の危機がゲートをくぐったしゅんしゅんを襲うことに・・・・・・
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