萌黄色のページ3枚目
3日目&講評

2006年1月中旬、一家でTDLに出かけました。
千葉市幕張地区にある
ホテル・ザ・マンハッタンに宿泊しました
翌日も、一家でTDLに出かけました。

萌黄色のページ 3枚目
(旅行3日目)

しましまタウン 船橋ららぽーと店に行きました
みっき〜、しましまタウンに行き納めです。あと、講評も。
4月からみっき〜が小学生になります。閑散期の平日に一家でパークを満喫するのは、今回の旅行が最後になりました。
はちみつ色のページ(当サイトに最初にアップした体験記)では、まだ歩けない1歳児だったのに・・
春の息吹を思わせる「萌黄色」をページの名前にしたのは、そんな具合に、子供の成長と春の息吹のイメージが重なりあったことによります。


しましまタウンへ

目覚ましをかけずに寝たので、全員大寝坊、あわてて朝食をとりに行きました。でも、計画自体に柔軟性を持たせていて、予備の時間をフルに使う形で9:20、ポーターを呼んで部屋を後にしました。 昨晩、フロントで確認していたとおり、私だけ駐車場に向かって車を正面玄関へ。荷物を積み込み、ポーターの見送りを受け、ホテルを後にしました。(大量のおみやげが増えていたので、後方視界を確保するのがちょっとたいへんだったけど)

船橋へ向かっていると、電柱広告に「ららぽーと」の文字が。軍艦のように巨大な東京ベイららぽーとについたのは10時ちょっと過ぎです。話には聞いていましたが、駐車場の巨大さにはびっくり。どこの駐車場がしましまタウンに近いか、などと策を弄すること無く、混んでいるところに適当に停めました。(地元の車で混んでいる方が良い場所だと思われるので。初めてのショッピングセンターでの秘術です)
さすがに「浜松」ナンバーこそありませんでしたが、千葉県の遠いところや横浜、東京など、広いエリアからお客さんが集まっているようです。

エスカレーターで2階におり、地図を頼りにしましまタウンに到着。

入り口では受付のお姉さんが子どもに年齢を確認していました。
特にみっき〜は大柄で、小学生に見られても仕方ないか・・・・
考えてみれば、子供に年齢を尋ねる様子って当サイトパロディページ、「ピンクのページ」のネタになっていたっけ。
フェイスキャラが子どもに年齢を確認して、詐称が発覚すると首根っこ掴んで親の所に連れていくという・・・

3回目のしましまタウンと言うことで、みっき〜はボールプールにぶっ飛んでいきました。
TDLでは、自分の好きなように身体を動かして遊ぶという場面がなかったので、みに〜と一緒に弾けまくっていました。
やっぱり、高価な交通費や宿泊費を使う旅行でも、このような日常に帰る瞬間は必要だということを改めて感じました。

11時になり、ショーが始まります。名古屋のしましまタウンに行ったときは夏休みだったので、ショーは子どもでぎっしりでしたが、今回は普通の平日。四分の一ぐらいの埋まり方です。
小学生目前のみっき〜にとって、ショーの踊りを真似することは朝飯前。みに〜も踊りのセンスがあるのか、完璧でした。

ショーの後は、しまじろうがお散歩に出かけます。写真を撮ってもらったけど、なぜか照れまくっていました。

しまじろうと踊るみっき〜
ボールプール

みっき〜、しましまタウンはたのしんだの?」。尋ねてもはにかむばかりで、答えてくれません。何か、「思っていたより子供向けだったな〜」と思っているのではないでしょうか。
ショーを踊る様子を見ていても、どこか醒めているような・・・・・・幼稚園でははるかに高度な踊りを踊っているのです。
どのみち、みっき〜はしましまタウンはこれで最後です。次に来るとしたら、自分が家族を持ち、親として来る時・・・かな?

註/厳密に言うと、みっき〜はもう1年しましまタウンに入ることができます。妹のみに〜がもう1年幼稚園のため、その付き添いとして。(みに〜が卒園すると、本当に入れない)
だけど、小学生がしましまタウンに入っても、制度上楽しめないのです。館内のボールプールの掲示には「小学生以上の方は、幼児の付き添いとしてのみご利用できます。自分が中心となっての遊びは御遠慮下さい」と書いてあります。これが、しましまタウンのポリシーと言うわけです。我が家は、このポリシーで恩恵を受けて来たのですから、これを見てどうこう言うつもりはありません。
そこで、我が家では「小学生は入れない」とみっき〜に説明する一方、ディズニーリゾートを1日短縮してまでしましまタウンに入る機会を作ったと言うわけです。
(3dayパスを買って、ディズニーシーにちょっとだけ立ち寄るという案もあった)
みに〜は脳天気に遊んでいましたが、家族で出かけて、みに〜(と片親)だけしましまタウンに入ることはありえないので、多分、今回で入り納めでしょう。



しましまタウンを出ると、時間は12時ちょうど。朝が遅かったので、お昼をとるのはまだ早いかと、買い物をすることにしましょう。
トイザらスに寄った後は「くまざわ書店」へ。かなり大きな書店ですが、私が向かったのは「コンピュータ書」のコーナー。
・・・・・・ありました、ありました。私の書いた本、「「どこまでOK?」迷ったときのネット著作権ハンドブック」が。
実は、地元の書店の店頭ではお目に掛れず、「本当に出たの?」と思っていたのですが、初めて本屋の店頭で自分の本を見て、ちょっと面映かったです。いっしょにいたみに〜も「おとうさんの本!」と大声で言う始末。
記念に買って行こうかと思いましたが、自宅に数冊積んであるので、やめておきました。

昼食をどうしようか、と思っていたら、子供達が「これ食べる」といつものミスタードーナツの看板を指差しました。まっいいか。

食後は散歩を兼ねて「東京パン屋ストリート」へ。妻が「明日のパンを買う」のだそうです。
一気に現実に引き戻されました。というか、食事の前だったら自分も楽しんで買いまくっていたかも。

ここでやっと私の時間。2年来の願い(?)であったL.L.Beanのショップへ。2年前、横浜で行き損なっているので、ここだけは譲れません。
まず、向かったのは靴売り場。L.L.Beanのサイトなどで、靴の写真があって狙っていたのですが、靴だけは履いてみないとね。 ところが、全然入らない。店員さんに尋ねると「アメリカの人は、足が細いので、靴も細い」とのこと。
私はEEEEの甲高なので靴は断念し、L.L.Beanのトートバックだけ買いました。靴をネットで買わなくて良かったです。



帰り道


L.L.Beanを出ると、そこに不機嫌そうな子供達がいました。しましまタウンで疲れた上に、買い物につき合わされて、つまらなさそうです。
時間は14時過ぎ。帰途につくことにしました。

荷物を整理し、車中で使うおもちゃや本をとりまとめている間に携帯電話サイトで道路交通情報のチェック。
おっ、(経路上の)首都高速の渋滞がないぞ!。帰りは3号線・用賀経由に決まりました。(横浜経由よりン10km短いので)
途中で状況が変わり、浜崎橋JCTで1km渋滞した以外は浜松ICまでまったく渋滞なし。
六本木ヒルズもあっという間に通り過ぎました。ホリエモンが見下ろしているのかなぁと思いつつ。

自宅までは6時間。といっても、復路では食事を含めて3回も休憩し、さらに深夜スーパーで買い物しての時間ですが。


浜崎橋JCTでしばし東京見物。
渋滞で車が停まったのは全行程でここだけ





講評

過去の失敗に学ぶ、完璧な計画
今回は、今までの失敗をもとに、柔軟性のある計画を立てたので、ミスはほとんどありませんでした。
天候不順の場合は初日に「しましまタウン(ららぽーと)」を訪れる代わりにチェックインを早めにして部屋でくつろぐ。
2日目は雨でも強行突入(そのための着替えを1セット車に残しておく)
というように、天候がどのようになっても迷わないようにしておいたのです。
(ロイヤルブルーのページの失敗:天候不順で行き先が決まらなかった)

さらに、初日はたとえ遅くパークに着いても、17:30にはパークを出ることを決めておきました。
初日に無理をすると、後に響くからです。
(はちみつ色のページの失敗:初日に急遽「スターライトパスポート」で夕方からパークに入ったので、次の日くたくただった)
2日目は閉園まで居ようとも思ったのですが、アトラクションに順調に乗ったため、子供が「ホテルに帰りたい」とギブアップしてくれました。



ホテルについて
前回(風色のページ:横浜のロイヤルパークホテル宿泊)は、みに〜がまだ小さく、親と添い寝しないと寝られない子だったので、ベッド2つのツインルームで問題ありませんでした。観光都市横浜の宿泊で、しかも、ベッド3つの予算でベッド2つにしたので、ホテルは選び放題だったのです。
しかし、みっき〜もみに〜も大きくなり、親との添い寝が難しくなりました。(和室ならいいんだけど)
子供達に聞いてみたところ「子どもだけで寝る」そうなので、ベッドは3台と決まりました。

次に予算です。旅行の計画が具体化したのは、本の刊行が決まっている時期です。旅費はその殆どを印税から拠出することになっていたので、予算に余裕はある、と言いたい所ですが、出版社の都合で刊行が延び、印税は旅行後に入ることになりました。そのため、ある程度値段も考慮することになり、オフィシャルホテルディズニーブランドホテルが候補から外れました。

さらに、「パーム&ファウンテンテラスホテル」も考えました。ベッドは4台あるし、OLCの関連会社で信頼ができそうです。ところが、同ホテルとパークを結ぶ唯一の交通機関である「バス」に問題があるという情報が入りました。満員どころか、積み残しが出るとか。(註:現在は改善されたという情報もあります)
昔のように疲れた子どもをベビーカーに乗せたり、抱っこしたりすることが難しいので(重くなったので)、交通手段は電車が確実です。で、「P&Fホテル」も却下。(ドリームゲートは駐車場が少なく、入れるか不安なので初めから考えに入れていません)。

ここで、妻が「広いホテルがいい」と言ったので私は少し狼狽しました。これだと、スプリングス(幕張:独身時代に泊まったことがある)三井サンガーデンららぽーと(船橋:しましまタウンに歩いて行ける)が外れてしまいます。
私は景色を取って、幕張プリンスにしようかと、ネット等でプランを探していたのですが・・・

2005年12月初頭、たまにしか行かないショッピングセンター内の旅行会社で何気なく手にした「赤い風船(日本旅行)」のパックで、マンハッタンの「ラグジュアリーツインルーム」が定価の半額以下という激安価格で出ていたので、次の休みに予約したのでした。
独身の頃より、生予約以外ではJTBしか使ったこと無かったので、ちょっと意表をつかれましたね。





脇役に徹する
パークにいるとき、妻が「しゅんしゅんはいいの?(見たいところとかないの?)」とよく聞かれました。
今までは率先して「あれに乗ろう」「ここ行こう」と声を掛けていたので、拍子抜けしたようです。

今回の旅行、パーク内では脇役に徹しようと思って行動しました。子供達が自分たちで行きたい場所やアトラクションを決めてあるのと、妻も2年ぶりのパークで見たいところが沢山あるはずです。
それをつないでいくのが自分の役割という気持ちでいたのです。
まあ、自分だけは昨年9月にシーに行っているので、ガス抜きができているのかもしれません。
(私が100パーセント自由に計画を立てて良いのなら、1日ぐらいはシーに行きたかったです。シーの方が断然好きなので・・・・)

まあ、時間とか大まかな流れということは先に決めて、伝えてありますが。
  ・初日は回る範囲をトゥモローランドからファンタジーランドの間に制限し、余分に行動しない。
  ・アトラクションも16時頃に打ち切り、買い物を片づける。
  ・17:30にはパークを出て、ホテルに向かう。翌日は最後まで居ても良い。
  ・ショーは考慮しないで行動する。通りがかりに呼び込みをしていたら考える。

あと、(船橋の)ららぽーとに行くのであれば、しましまタウンのついでにL.L.Beanには必ず行くことだけは伝えてありました。(2年前、横浜で行き損なっているので)



荷物と機材
今まで子供達の荷物を持って歩いていたのが、単純に考えてもオムツがなくなったので、かなり自由度が高くなりました。
今回は私、妻、みっき〜がデイパックを背負っています。
(みに〜は自分の荷物をすぐに他人に押しつけるので、今回は持たせなかった)
うち、みっき〜のデイパックにはお菓子(※)、妻のデイパックには子どもの着替え、私のデイパックには機材が入っています。(そのため、2日目の午前中、妻が使い切りカメラを買うことに・・・) あと、私のリュックの空きスペースは皆のおみやげが入ることになりました。
(※)パークは弁当持ち込み禁止となっていますが、子どもが小腹を満たすような簡単な食べ物で、かつ、アトラクションの中など非常識な場所で飲食しなければ、持ち込みは許されているそうです。

旅行に行く前、ケインさんから「カメラにまだ缶々入っているの?」(ケインさんはデジタル一眼レフを使っているのに対し、自分は缶々=フィルムタイプの一眼レフを使っている)とからかわれたりしましたが、そのフィルムタイプのカメラと、旧式のデジタルカメラを持っていきました。
で、最近機種変更した携帯電話にもメガピクセルのデジカメがついていて、結局そちらばかり使うことになってしまいました。(画質は、旧式とはいえデジカメの方が若干上だが、携帯の方が手軽なので。もちろん、2Lサイズぐらいならどちらも問題ないレベル)
でも、携帯カメラには致命的な欠点があります。バッテリーの心配を常にしていなければならないことと、フラッシュが使い物にならないのです。

あと、妻とみに〜はとんでもないものを2日目にパークに持ち込みました。それはポップコーンバケツ。軽いんだけど、割とかさ張ります。
私は、塩以外のポップコーンは好きではないし、ましてや作り立てでないと食べる意味がないと思っているので、食べたい都度ワゴンで紙箱で買うように強く勧めたのですが・・・・(みっき〜もあまり好きではない)
ろくに洗っていない手で、歩きながら食べるわけですし。

結局、私は絶対に食べず、持ちもしなかったのですが、妻とみに〜は持て余していたんじゃないかなぁ。
(なぜかみっき〜が持たされてもいたし)




最後?の旅行・
「はちみつ色のページ」から始まって、何回か家族インパークをしてきた私たち一家ですが、このようにオフシーズンの平日にインパークするのはおそらく今回が最後です。
4月に、みっき〜は小学生になるのです。
今後は、週末か夏休みの旅行になることでしょう。
(冬休みは私の休みが取りにくいし、春休みは激混みなので、夏休みの平日か普通の週末ということに・・・)










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